都構想の区割り案や名称は?住所が変わる?前回と違い大阪市内5区から4区に?[2020年最新情報]

2020.09.26
  • 大阪都構想では既存の24区が4つの特別区に区割りされる
  • 特別区へ移行すると、住所の表記は変わる
  • 前回と違い大阪5区から4区に変更され、全く違う区割りになった
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大阪都構想では大阪市を廃止し特別区に再編されますが、そんな都構想の区割り案についてわかりやすくまとめました。

都構想では現行の行政区間に加えて「特別区」も追加されますが、住所は一体どうなるのかについても具体的にご紹介します。 

また、前回の都構想とは違い、区割りが5区から4区に変更されているのですが、それにより何が変わったのかについても見ていきます! 

都構想の区割り案・名称は?24区から4つの特別区に 

現状の大阪市では、24の行政区に分かれています。しかし都構想が実現すれば、これらの行政区間はさらに4つの特別区に分けられることになります。 

淀川区 

東淀川区淀川区西淀川区此花区港区が該当します。 

本庁舎の位置は現・淀川区役所です。淀川区の人口はおよそ60万人とされ、淀川区の総生産額は約2兆2341億円と算出されています。 

北区 

福島区北区都島区旭区鶴見区城東区東成区が該当します。 

本庁舎の位置は現・大阪市本庁舎(中之島庁舎)です。北区の人口はおよそ75万人とされ、北区の総生産額は5兆7704億円と算出されています。 

天王寺区 

生野区天王寺区阿倍野区東住吉区平野区が該当します。 

本庁舎の位置は現・天王寺区役所です。天王寺区の人口はおよそ64万人とされていて、天王寺区の総生産額は1兆812億円と算出されています。 

中央区 

住之江区大正区西区中央区浪速区西成区住吉区が該当します。 

本庁舎の位置は現・中央区役所です。中央区の人口はおよそ71万人とされていて、総生産額は8兆2791億円と算出されています。 

都構想が実現すると住所表記が変わる! 

大阪都構想が実現すると大阪市が廃止になるため、住所から「大阪市」という表記が消えます。 

代わりに、新たに分類される特別区の名前が住所に入るため、今後は「特別区名行政区名町名」という書き方です。 

実際の区を例に挙げて、具体的にご紹介します。 

特別区名と行政区間名が重複する場合 

特別区名と行政区間名が重複している場合には、行政区間名を省略することになっています。 

実際に淀川区東十三が例に挙げられているのですが、特別区名が「淀川区」で行政区間も「淀川区」のため、区名が重複してしまっています。そのままだと「淀川区淀川東十三」となるところを、現行の行政区間名を省略し、「淀川区東十三」と表記するとのことです。 

同じように天王寺区、中央区、北区でも重複する部分は省略して表記されます。 

方位と混同されやすい「西区」も省略へ 

西区北堀江が例に挙げられていますが、特別区の表記では「中央区西北堀江」とならず「中央区北堀江」となり、西区は省略されます。 

行政区名と町名が重複する場合も省略 

住之江区住之江のような、行政区間名と町名が重複する場合も省略されます。この場合、中央区住之江という表記です。 

前回と違い大阪市内5区から4区に 

前回の大阪都構想と変化している点を挙げると「区割り案」です。

前回の都構想では5区に分けるとしていたものの、2020年度に住民投票が実施される都構想では4区に変更されています。 

前回と今回では具体的にどのように区割り案が変わったのか、実際に紹介しながら見比べてみましょう。 

前回の都構想の区割り案は「5区」 

前回の都構想の内容では、今回の区割り案にも登場する中央区・北区に加え、東区南区湾岸区とされていました。 

前回の都構想で用いた区割り案では、湾岸区の人口は約34万4千人、中央区の人口は約41万5千人ほどです。

一方で、南区の人口は約69万3千人であり、湾岸区と南区では人口がおよそ倍ほど違うという差ができていました。 

今回の都構想の区割り案では、4つの特別区の人口がそれぞれ60~70万人前後と均等になるよう分割された結果になっています。 

前回の都構想の区割り案①東区 

東区に入る地域としては、城東区、東成区、生野区、旭区、鶴見区が挙げられます。

今回の都構想での区割り案でいうと、北区や天王寺区に分類されている地域ですね。 

前回の都構想の区割り案②南区 

南区に入る地域としては、平野区、阿倍野区、住吉区、東住吉区、住之江区が挙げられます。

今回の都構想では天王寺区と中央区に分類されている地域です。 

前回の都構想の区割り案③湾岸区 

湾岸区に入る地域としては此花区港区大正区西淀川区咲洲南港でした。 

咲洲、南港は住之江区なのですが、前回の都構想では住之江区自体は特別区「南区」に分類され、咲洲、南港のみが湾岸区に割り振られました。 

前回の都構想の区割り案④中央区 

中央区に入る地域としては、今回の区割り案とは違い西成区中央区西区天王寺区浪速区です。 

今回の都構想では天王寺区が除外され、さらに住之江区大正区住吉区が追加されました。 

前回の都構想の区割り案⑤北区 

北区に入る地域としては、都島区、北区、淀川区、東淀川区、福島区です。

前回の区割り案とは違い旭区鶴見区城東区東成区が入っておらず、今回の案では別区分である淀川区、東淀川区が追加されていますね。 

まとめ 

大阪都構想が実現すると、淀川区、北区、天王寺区、中央区という4つの特別区に分類され、人口はおよそ60~70万人前後ずつの自治体となります。

これまでの行政区間と特別区の名前が重複した場合は、行政区間の名前を省略した住所となるとのことです。

また、方位と混同される恐れのある西区は省略されるケースなどもあるので、方角も省略すると捉えると考えやすいかもしれません。 

前回とは違った区割りに変更した大阪都構想ですが、今後の都構想の行方にも注目したいですね。